SACT2 for System4.x

SysLockPeek

関数内でのウィンドウメッセージ処理停止を補助するためのクラスです。

どんな関数にでも使用すれば速度があがるわけではありません。 使用するか否かは慎重に決定してください。 システムの動作に影響を及ぼすので、よく分からない場合は使用しないでください。

解説

多量の計算を行う関数などで、処理速度を上げるために使用します。

関数に入った時点でsystem.LockPeekが呼び出され、 関数から出る時点でsystem.UnlockPeekが呼び出されます。

ウィンドウメッセージ処理停止中は、

などの制限が生じます。

その他ウィンドウメッセージ処理に関しての詳細は、System4.xマニュアルの system.LockPeek および system.UnlockPeek の説明も参照してください。

サンプル

//関数を高速化
void 処理に時間がかかる関数(void)
{
    SysLockPeek slp;

    //ここで時間がかかる処理が行われる
}